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リーダーシップにはインフォーマル学習が重要

リーダーシップにはインフォーマル学習が重要

リーダーシップを発揮するためには、インフォーマル学習が重要です。それはアメリカの調査結果でも明白です。
それでは、リーダーシップを発揮するために必要なインフォーマル学習とは、いったいどういったものなのでしょうか?
そして、インフォーマル学習するために重要な13のポイントとは?

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インフォーマル学習とは

そもそも学習には、フォーマル学習とインフォーマル学習の二つがあります。 フォーマル学習とは、学校や社内研修などで講師がいて、学習する内容もカリキュラムとして組まれ、計画的に学習する学習方法のことを指します。 対して、インフォーマル学習とは、親や友人とのたわいもない会話や、恋愛、遊び、仕事、趣味などを通して、自然と学んでいく学習方法のことです。 したがって、インフォーマル学習とは、「経験」と置き換えられることもできます。

リーダーシップを発揮するためには、インフォーマル学習が重要

米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社が発表した、リーダーシップをうまく発揮できるようになった経営幹部の人たちに「どのような出来事が役立ったか」についての調査では、

“70%が経験、20%が薫陶、10%が研修”

という調査結果がでました。 そこで、PCU Intl社のPriyanka Chopra氏がATD2018のセッションにおいて、70%の経験を生むインフォーマルな学習についてその重要性を強調しました。

「インフォーマルな学習は意図的なものではない。全ての組織、全ての人に既に学習は起こっているし、気が付いていないだけだ」

とChopra氏は語ります。

それでは、リーダーシップを発揮するために重要なインフォーマル学習の質を高め、加速度的に身につけていくために必要な学習方法とはどういったものがあるのでしょうか? Chopra氏が語った「インフォーマル学習を促進する13の方法」をここにご紹介させていただきます。

インフォーマル学習を促進する13の方法

1.学習仲間を用意する

お互いから学び合うことである。ちょうど、コーチやメンターのように、上司ではない立場で気軽に質問ができるような関係性が必要である。

2.ビデオライブラリーを用意する

社員の誰でもアクセスができるビデオライブラリーを用意する。「どういうコンテンツを用意するか」も大事だが、コンテキストベースの情報を提供できる環境が重要である。

3.個人的なグループを開始する

社内で共通の興味を持った個人的なグループを開始する。興味関心の近い仲間で行われるコミュニケーションは学習を創発します。

4.オンラインの仕事支援をつくる

オンライン上にFAQをまとめておく。仕事についてわからないことがあれば、FAQを参照する。自分の時間で学習ができることも有効です。

5.ソーシャルメディアでシェアする

ソーシャルメディアでグループをつくり、シェアする。大きな企業の場合は多くの人が所属しているが、全員と関係性を持つことは少ない。だからこそプラットフォーム上で非公式な関係性をつくる。

6.ゲームを行う

社内で行うゲームからも学ぶことがある。楽しさは成果の向上を引き出す。小さいころから慣れ親しんでいることも有効である。

7.楽しい会社イベントを開催する

楽しい会社のイベントなどを開催することも有効である。イベントで人が楽しむと、社員のエンゲージメントを向上する。楽しみながら情報を共有することができることもインフォーマルな学習を促進する。

8.実験を行ってみる

アイデアをアイデアのままで終わらせるのではなく、実際にやってみる。実験をまずやってみて、成功や失敗から学びを行うこともインフォーマルな学習を促進する。

9.仕事経験を積む

与えられた役割ではなく、自主的に課題として取り組んだことから学びをする。自分から手に入れた機会であるためインフォーマルな学習が促進されやすい。

10.観察、パターン認識

エキスパートの人がどのように仕事をしているのかを観察すること、その観察の中からどのような共通点があるのかを分析する。

11.ジョブローテーション

ジョブローテーションを行うこと。もしくはタスクローテーションを行うこと。自分が行ってこなかった業務に新たにチャレンジすることはスキルの開発にもつながる。

12.オープンコミュニケーション

フィードバック・フィードフォワードを求めること。みんなで集まってアイデアを集めながら複数の観点で考えること「オープンドアポリシー」という誰もがいつでも話ができるというポリシーを定めることも有効である。

13.セルフリフレクション

自分自身の活動を日誌で振り返る。書き留めることで自分自身の活動を振り返ることが出来る。

まとめ

経営者や経営幹部がリーダーシップを発揮するためには、日常の経験から身につけていく「インフォーマル学習」が非常に重要となってきます。 そして、「インフォーマルな学習は既に多くの企業で起こっているもの」という言葉の通り、無意識のうちに、さまざまな職場で行われています。 しかしながら、そのインフォーマル学習は結果に結びついていない企業が大半です。 そこで、もし、インフォーマル学習を行っているにも関わらず、思うような成果が出ていないと感じている場合は、ご紹介させていただいた「インフォーマルな学習を促進する13の方法」を一度試してみてください。 きっと、今までとは違った成果が出てくるものと思います。

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