メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った人の持つ好意や反感といったコミュニケーションに関する実験により導き出された法則のこと。矛盾したメッセージが発せられたとき人の受け止め方について、人の行動が他人にどのように影響するかという実験結果として、影響する割合が、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなど聴覚情報が33%、見た目などの視覚情報が55%だった。この割合から「7-38-55のルール」または言語情報=Verbal、聴覚情報=Vocal、視覚情報=Visualの頭文字から「3Vの法則」ともいわれる。俗説的解釈として法則結果から、見た目が一番重要、話の内容より話し方が重要といった解釈が面接などの指導に使われる場合がある。